ZABBIXによる統合監視/監視設定
| Table of Contents |
はじめに
ZABBIXの監視設定を行います。
尚、ZABBIXのインストールは
こちら
をご覧下さい。
環境
システム構成
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監視サーバはZABBIX 1.8系を利用します。
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監視対象はLinux(エージェントあり/なし)とWindowsです。
サーバ情報
| サーバ | ホスト名 | IP | OS | エージェント |
| 監視サーバ | serv51 | 192.168.11.51 | Linux(CentOS 5.5) | あり |
| 監視ホスト1 | serv52 | 192.168.11.52 | Linux(CentOS 5.5) | あり |
| 監視ホスト2 | serv100 | 192.168.11.100 | Linux(CentOS 5.5) | なし(ping/ポート監視) |
| 監視ホスト3 | serv4 | 192.168.11.4 | Windows(win 2008 server) | あり |
初期設定
通知用のメール設定
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[メニュー] → [管理] → [メディアタイプ] → [Email]から設定を行います。
環境に合わせた設定を行います。
ZABBIXサーバの監視設定(192.168.11.51)
ZABBIXサーバ自体の監視を有効にします。
ただし、有効にする前に不要な監視(FTP,IAMP,POPのサービス監視)を無効にします。
プロセス監視の設定変更
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[設定]→[ホスト]→ [Zabbix server - アプリケーション]を押します。
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「Template_Linux:Processes」項目の[アイテム]をクリックします。
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下記を選択して無効にします。
proc.num[inetd]
サービス監視の設定変更
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「Template_Linux:Services」項目の[アイテム]をクリックします。
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下記を選択して無効にします。
net.tcp.service[ftp]net.tcp.service[nntp]net.tcp.service[imap]net.tcp.service[pop]
ZABBIXサーバ自体の監視を有効にします。
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[設定]→[ホスト]→ [Zabbix server - 無効]を押します。
テンプレート追加
テンプレートのダウンロード
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ZABBIX-JPからテンプレートをダウンロードします。
ZABBIX-JP監視テンプレート配布ページ
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今回は下記テンプレートをダウンロードします。
Template_OS_LinuxTemplate_App_bindTemplate_App_cupsdTemplate_App_dhcpdTemplate_App_ldapTemplate_App_postfixTemplate_App_sshdTemplate_App_sambaTemplate_App_httpd
テンプレートのインポート
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[設定]→[テンプレート]→[テンプレートのインポート]を押します。
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「インポートするファイル」を指定してインポートボタンを押します。
インポート時にグラフ系の処理で警告が表示されますが動作に影響がないため無視します。
これは、PHPの連想配列で存在しないキーを指定されている事が原因のようです。Undefined index: ymin_type[/usr/share/zabbix/include/export.inc.php:1352]Undefined index: ymax_type[/usr/share/zabbix/include/export.inc.php:1365]Undefined index: graphtype[/usr/share/zabbix/api/classes/class.cgraph.php:1062]
テンプレート作成
エージェントレスでの監視用として、「ポート監視」と「ping監視」のテンプレートを作成します。
ポート監視についてはPostgreSQLのポート番号5432を監視します。
尚、テンプレートは下記の手順で作成します。
1.テンプレートの作成(テンプレートの名前を決めるだけ)2.アイテムの作成(監視の内容を決める)3.トリガーの作成(障害と見なす条件を決める)
ポート監視
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テンプレートの作成
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[設定]→[テンプレート]→[テンプレートの作成]を押します。
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下記を設定して保存します。
名前 :Template_App_pgsqlグループ :Templates
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[設定]→[テンプレート]→[テンプレートの作成]を押します。
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アイテムの作成
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[設定]→[テンプレート]→[Template_App_pgsql - アイテム]を押します。
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[アイテムの作成]を押します。
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下記内容でアイテムを作成します。
説明 :pgsql service is runningタイプ :シンプルチェックキー :tcp,5432データ型 :数値(整数)データの形式 :10進数値のマッピングの使用 :Service stateアプリケーションの作成:pgsql
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[設定]→[テンプレート]→[Template_App_pgsql - アイテム]を押します。
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トリガーの作成
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[設定]→[テンプレート]→[Template_App_pgsql - トリガー]を押します。
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[トリガーの作成]を押します。
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下記内容でトリガーを作成します。
名前:pgsql service is down on {HOSTNAME}条件式 :{Template_App_pgsql:tcp,5432.last(0)}=0深刻度:重度の障害
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[設定]→[テンプレート]→[Template_App_pgsql - トリガー]を押します。
ping監視
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テンプレートの作成
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[設定]→[テンプレート]→[テンプレートの作成]を押します。
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下記を設定して保存します。
名前 :Template_ping_checkグループ :Templates
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[設定]→[テンプレート]→[テンプレートの作成]を押します。
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アイテムの作成
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[設定]→[テンプレート]→[Template_ping_check - アイテム]を押します。
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[アイテムの作成]を押します。
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下記内容でアイテムを作成します。
説明 :Ping Checkタイプ :シンプルチェックキー :icmppingデータ型 :数値(整数)データの形式 :10進数値のマッピングの使用 :なしアプリケーションの作成:icmpping
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[設定]→[テンプレート]→[Template_ping_check - アイテム]を押します。
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トリガーの作成
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[設定]→[テンプレート]→[Template_ping_check - トリガー]を押します。
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[トリガーの作成]を押します。
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下記内容でトリガーを作成します。
名前:Ping Check条件式 :{Template_ping_check:icmpping.last(0)}=0深刻度:重度の障害
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[設定]→[テンプレート]→[Template_ping_check - トリガー]を押します。
これで、テンプレートの作成は終了です。
監視エージェントの設定
- 監視ホストにエージェントをインストールします。
監視ホスト1/Linux(192.168.11.52)
監視に必要なZABBIXエージェントをインストールします。
インストール
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RPMでZABBIXエージェントをインストールします。
# rpm -ivh zabbix-1.8.5-1.el5.JP.x86_64.rpm# rpm -ivh zabbix-agent-1.8.5-1.el5.JP.x86_64.rpm
設定
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ZABBIXエージェントの設定を行います。
# vi /etc/zabbix/zabbix_agentd.confServer=192.168.11.51 # ←ZABBIXサーバのIPアドレスを設定Hostname=serv52 # ←Webインターフェースのホスト設定で登録するホスト名と同じ値を設定ListenIP=192.168.11.52 # ←ListenするIPインターフェースを設定
起動/自動起動
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ZABBIXエージェントを起動します。
# /etc/init.d/zabbix-agent start
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ZABBIXエージェントの自動起動の設定を行います。
# chkconfig zabbix-agent on
監視ホスト2/Linux(192.168.11.100)
監視ホスト2は、エージェント無しで監視するため、特に設定は必要ありません。
監視は、先ほど作成したテンプレートを利用してping監視とポート監視を行います。
監視ホスト3/Windows(192.168.11.4)
WindowsにZABBIXエージェントをインストールします。
ダウンロード
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windows用のエージェントはzabbix-1.8.5.tar.gzに含まれるため、
zabbix-1.8.5.tar.gzをダウンロードして解凍します。
http://prdownloads.sourceforge.net/zabbix/zabbix-1.8.5.tar.gz
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解凍後、下記のファイルを「C:\zabbix」へ移動します。
zabbix-1.8.5\bin\win64\zabbix_agentd.exezabbix-1.8.5\bin\win64\zabbix_get.exezabbix-1.8.5\bin\win64\zabbix_sender.exezabbix-1.8.5\misc\conf\zabbix_agentd.win.conf
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移動したファイルの名前を変更します。
■変更前: zabbix_agentd.win.conf ↓■変更後: zabbix_agentd.conf
設定
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「zabbix_agentd.conf」を編集します。
LogFile=C:\zabbix\zabbix_agentd.logServer=192.168.11.51Hostname=Windows host #hostnameコマンドの結果
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コマンドプロンプトを利用したZABBIXエージェントをサービスへ登録します。
コマンドプロンプトは管理者権限で実行して下さい。C:\zabbix>zabbix_agentd.exe -i -c C:\zabbix\zabbix_agentd.confzabbix_agentd.exe [15648]: Service "Zabbix Agent" installed successfully.zabbix_agentd.exe [15648]: Event source "Zabbix Agent" installed successfully.
エージェントの起動/自動起動
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サービスを起動します。自動起動の設定も合わせて行います。
監視ホストの追加(ZABBIXサーバ:192.168.11.51)
エージェントの設定が終わったので、ZABBIXサーバで監視ホスト1~3を追加します。
監視ホスト1の追加
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[設定]→[ホスト]→[ホストの作成]
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下記内容を設定して[保存]をクリックします。
名前:serv52グループ:Linux serversDNS名:serv52.oss-d.netIPアドレス:192.168.11.52接続方法:IPアドレス リンクしているテンプレート:Template_OS_Linux
監視ホスト2の追加
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[設定]→[ホスト]→[ホストの作成]
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下記内容を設定して[保存]をクリックします。
監視ホスト3の追加
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[設定]→[ホスト]→[ホストの作成]
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下記内容を設定して[保存]をクリックします。
名前:serv4グループ:Windows serversDNS名:serv4.oss-d.netIPアドレス:192.168.11.4接続方法:IPアドレス リンクしているテンプレート:Template_Windows
監視データの確認
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[監視データ] → [ダッシュボード] を開くと以下のようになります。
以上で監視設定は終了です。